STUDIO FIVE

彼女は、ささやく

シルクの布を広げるように、
あたりは艶やかな夜で満たされて、
燃えるものたちは輝きはじめる。
永遠など忘れてきらめいてる。
遠くて美しい光ね。

女の体は真実そのものだとだれかが言った。
だから隠されているのだと。
そんなのって笑ってしまう。
あなたが期待するような真実なんて
わたしのどこにも在りはしない。
女たちはどこまでも神秘の中。

沈黙が怖い? それとも孤独が?

聞いて。孤独はいつでも親密で優しくて、
それ以上わたしになにも尋ねようとはしない。
そして沈黙があなたの瞳を透きとおらせる

わたしのこの声は、
あなたにしか聞こえないかもしれない。
あなたにさえ聞こえればそれで十分だった。
そう、なにもかもわたしには十分だった。

美しさ
それはただの言葉。花ほどの力しか持たない。
今夜あなたに触れればきっと
何の意味もなくなってしまう。
だから満ち足りたこの夜を、一緒に演じきって。